講義開講時期 曜日・時限 単位 担当者名 シラバス
前期 木 5限 2 王 凱 シラバスを見る
授業の目標

 紫禁城の西洋人画家の作品は当時宮廷の中で古代の宮廷画とは違う、又、文人画及び民間絵画とも異なる独特な東西融合の絵画作品であった。この授業を受けた結果、東西芸術の交流起点と、それによって明らかにされた東西美術の相違点を理解し、説明することができる。また、東西絵画の特徴とその芸術作品の鑑賞を結び付け、美術史の基礎知識を獲得することができるようになる。

授業概要

 清王朝の康煕、雍正、乾隆三帝に仕えたジュゼッペ・カスティリオーネ(郎世寧)は、清朝宮廷西洋人画家として半世紀間、絵を描き続けた人物である。本講義では、カスティリオ-ネが目の当たりにした大清帝国の知られざる歴史について詳しく解説する。更に、私が長期に渡り関連資料を調査、研究してきた結果を踏まえ、東西芸術の相違点について解説する。また、カスティリオ-ネの絵画特徴を具体的に解説し、絵画作品の基礎知識を身に付けることで、授業終了時には美術史に対する興味になることを目標とする。

授業計画
  • 第1回 オリエンテーション
  • 第2回 カスティリオーネの生涯
  • 第3回 カスティリオーネの早期絵画
  • 第4回 郎世寧の清朝宮廷での初期活動
  • 第5回 郎世寧の清朝宮廷での初期作品
  • 第6回 「百駿図」について
  • 第7回 「百駿図」に関わる作品の画風
  • 第8回 「皇帝・皇后・皇妃・皇嬪」の肖像画について
  • 第9回 「心写治平図」と「香妃像」について
  • 第10回 皇帝狩猟図について
  • 第11回 銅版画について
  • 第12回 郎世寧の晩期絵画
  • 第13回 小テスト及び解説
  • 第14回 郎世寧の作品の収蔵と整理
  • 第15回 理解度の確認
評価方法
種類 割合
小テスト 50%
授業への参画度 50%
評価の特記事項

平常点として授業期間のテスト(テキスト・ノート持込み可)、出席(小レポート)の評価を合わせて総合的に評価。

テキスト

『紫禁城の西洋人画家』王凱著(大学教育出版)

参考文献

授業形式 テキストを使用し、多くの絵画作品を紹介する。また、関連資料として「郎世寧(カスティリオーネ)」というDVD)の鑑賞を行った後、授業内容に関する小レポートを提出して頂く。
オフィスアワー(授業相談) 初回の授業時に指示する。
事前学習の内容など,学生へのメッセージ 教科書を毎回持参すること。 美術の分野に興味を持っていること。 多くの絵画作品を鑑賞すること。 授業中の私語は禁止であるので、学習に真剣に取り組む姿勢が求められる。
レビュー
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